肩痛、四十肩・五十肩

原因不明の肩痛

肩が痛いので病院に行ったら「特に異常はありませんね」と言われた方が大勢お越しになられます。そしてそのあとにこう続くんです。「異常がないですね、、、まあ、五十肩でしょう」と。
四十肩、五十肩ってけっこう長引くと言われています。考えてみたら、「異常のない痛みをどうやって取り除けばいいのか・・・」そこからして長期戦になりそうな雰囲気です。ですが、その方が、痛い肩をおしてなにかをしてなければ、その場で痛みが軽減されることも実際には多いんです。なぜかといえば・・・。

お医者さんの言葉を翻訳してみると・・・

病院に行けばレントゲンをとったり血液検査をしたりしますよね。それで異常が「ない」ということは、、、こういう言い方もできると思うんです。それは「肩には異常がみつからなかったよ」と。つまり、肩痛、四十肩、五十肩で検査を受けても異常がないと言われたのなら、「肩以外の場所」に原因を求めたらいいと思うんですね。簡単なストーリーでしょ?しかも、矛盾はしてないでしょ?

えっ、そんなとこで???・・・・・・・・

実際に肩痛、四十肩・五十肩の方の全身を見ていくと、肘で肩の痛みが軽減する人が大勢おられます。腰でも変化します。お腹でも改善してきます。お客さんも驚かれることが多いです。でも、考えてみれば肩を動かすといっても肩単独で動いているわけではありません。肩以外のどこかが硬くなるとスムーズに肩が動かせなくなる。それを無理に動かすと肩に痛みがでる・・・つまり、肩痛は肩だけみてもわからない、ということ。逆に肩から意識をはなして全身を見ていくと答えが見えてきたりするんですね。

痛いときに痛いことはしない

五十肩で動かさないでいると癒着するから、痛くても一生懸命動かせ、とアイロン体操などをされるかたもおられます。
この紙面上で止めはしませんが、そういう人よりは「痛いからほっとらかしていた」という方のほうが整体していても早く結果がでるようです。
その理由も「こうだろうな」と推測していることはあるのですが、ここでは書きません。
ただ、自然界に、「痛いときに痛い動きをする動物はいない」ということだけ記しておきます。

     
梅田州男
尼崎、武庫之荘にある 整体院「かいつう館」で 独自の施術で腰痛、膝痛、 五十肩、顎関節症、など あらゆる「体の痛み」に対 して施術をおこなっていて います。
     
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